GitHubのプルリクエストをAIが自動でレビューしてくれるGemini Code Assistの設定方法を、画面操作の手順通りに解説します。個人利用は完全無料で、5分あれば設定完了です。
🎯 この記事の目標:記事を読みながら操作すれば、AIによる自動プルリクレビューが即座に利用可能になります。
目次
ステップ1:GitHub MarketplaceからGemini Code Assistをインストール
GitHub

Gemini Code Assist - GitHub Marketplace
Bring the power of Gemini to the pull request process
- 上記リンクをクリックして GitHub Marketplace を開く
- 「Install it for free」ボタンをクリック
- 「Complete order and begin installation」をクリック
- インストール先を選択:
- 「All repositories」:すべてのリポジトリで使用
- 「Only select repositories」:特定のリポジトリのみ
- 「Install」ボタンをクリック
ステップ2:Gemini管理コンソールで初期設定
- インストール完了後、自動的にGemini Code Assist管理コンソールにリダイレクトされる
- 「Login with GitHub」をクリック
- GitHubアカウントで認証を完了
- 利用規約を確認し「Complete setup」をクリック
✅ 設定完了の確認方法
- GitHub → Settings → Applications → Installed GitHub Apps
- 「Gemini Code Assist」が表示されていればOK
ステップ3:日本語レビュー設定(推奨)
リポジトリに.geminiフォルダを作成し、日本語でレビューを受けられるように設定します。
Google for Developers


Customize Gemini Code Assist behavior in GitHub | Google for Developers
Learn how to customize Gemini Code Assist behavior.
3-1. フォルダとファイルの作成
- リポジトリのルートディレクトリに
.geminiフォルダを作成 .gemini/styleguide.mdファイルを作成- 以下の内容をコピペして保存:
# コードレビューガイドライン
## 言語設定
- すべてのレビューコメントは日本語で記述してください
- 初心者にもわかりやすい説明を心がけてください
## 重点チェック項目
1. セキュリティの問題(XSS、SQLインジェクション等)
2. パフォーマンスの最適化
3. エラーハンドリングの実装
4. コードの可読性
Posts a code review in Japanese language.
3-2. レビュー設定の調整(オプション)
より詳細な設定を行いたい場合は、.gemini/config.yamlも作成:
have_fun: false
code_review:
disable: false
comment_severity_threshold: MEDIUM
max_review_comments: 10
pull_request_opened:
summary: true
code_review: true
ignore_patterns:
- "*.min.js"
- "node_modules/**"
ステップ4:動作テスト – 実際にプルリクエストを作成
設定が正しく動作するか、テスト用のプルリクエストで確認しましょう。
4-1. テスト用ブランチとファイルの作成
- 新しいブランチを作成:
git checkout -b test-gemini-review test-function.jsファイルを作成- 以下のコードをコピペ(わざと問題のあるコード):
// test-function.js
function getUserData(id) {
const users = [
{ id: 1, name: "田中太郎", password: "123456" },
{ id: 2, name: "佐藤花子", password: "password" }
];
for (let i = 0; i < users.length; i++) {
if (users[i].id == id) {
return users[i];
}
}
}
function updatePassword(userId, newPassword) {
const user = getUserData(userId);
user.password = newPassword;
return user;
}
4-2. プルリクエストの作成
- 変更をコミット:
git add . && git commit -m "Add user management functions" - ブランチをプッシュ:
git push origin test-gemini-review - GitHubでプルリクエストを作成
- タイトル:「ユーザー管理機能の追加」
- 説明:「ユーザー情報の取得とパスワード更新機能を実装」
4-3. AIレビュー結果の確認
約5分後に以下が自動で追加されます:
- レビュアーに
gemini-code-assist[bot]が追加される - Conversationタブにレビューサマリーが投稿される
- Files changedタブのコードに具体的なコメントが追加される
| 予想される指摘 | 理由 |
|---|---|
| パスワードのハードコーディング | セキュリティリスク |
==の使用 | ===を推奨 |
| エラーハンドリング不足 | ユーザーが見つからない場合の処理 |
| パスワードの平文保存 | ハッシュ化が必要 |
ステップ5:@gemini-code-assistで詳細相談
自動レビューに加えて、AIに直接質問することも可能です。
使用方法
- プルリクエストのコメント欄に以下のように記述:
@gemini-code-assist このコードのセキュリティを強化する方法を教えてください
- コメントを投稿
- 数分後にAIが詳細な回答を返します
効果的な質問例
# セキュリティ関連
@gemini-code-assist この認証処理の脆弱性を教えてください
# パフォーマンス改善
/gemini このループをより効率的にする方法はありますか?
# ベストプラクティス
@gemini-code-assist Reactコンポーネントとして推奨される書き方を教えてください
よくある問題と即座に解決する方法
| 問題 | 解決方法 |
|---|---|
| レビューが実行されない | Settings > Applications でGemini Code Assistの権限を確認 |
| レビューが英語で返される | .gemini/styleguide.mdの最後にPosts a code review in Japanese language.を追加 |
| レビューコメントが多すぎる | config.yamlでcomment_severity_threshold: HIGHに変更 |
| 特定ファイルを除外したい | ignore_patternsにファイルパターンを追加 |
設定完了!今すぐ使い始めよう
これでGemini Code Assistによる自動プルリクレビューの設定が完了しました。
🎉 できるようになったこと
- 自動レビュー:プルリク作成から5分で詳細なレビュー
- 日本語対応:日本語でわかりやすい説明
- 対話機能:
@gemini-code-assistで追加質問 - カスタマイズ:チーム独自のレビュー基準
- 完全無料:個人利用なら月18万回まで無料
次のステップ
- 実際のプロジェクトで活用:本格的な開発で使用開始
- 設定の微調整:チームの要望に合わせてカスタマイズ
- チームメンバーへの共有:効果を実感したら導入を提案
重要なリンク集:
AIによるコードレビューで、開発の品質と速度を同時に向上させましょう。まずは小さなプルリクエストから始めて、効果を体感してください!
